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【石川県・能登半島】EV・PHEVで行く大人の夏休み

記事 兵庫三菱Web編集局 A.Nabeshima 2015.07.23 配信

朝ドラ「まれ」の舞台

梅雨も明けて、本格的な夏が始まりました。長い夏休みはないけど、いつもと違う景色を見て、心も体もリフレッシュしたいと考えている方にぜひおすすめしたいのが、能登半島のECOな旅です。今年、北陸新幹線が通ったと同時に、NHKの連続テレビ小説「まれ」の舞台でもあり、何かと話題の能登ですが、実際に行ってみると美しい里山、里海はもちろんのこと、美味しい食事に伝統工芸など、予想以上に魅力的でした。

能登のEV、PHEV対応への先進的な取り組み

能登半島では、環境に良い電気自動車の車の旅をサポートしています。「能登スマートドライブプロジェクト」では、2011年に世界農業遺産に登録された「能登の里山里海」を、環境に優しい電気自動車やプラグインハイブリッド自動車で、スマートフォンから提供される情報をもとに巡るという、環境、観光、自然保護とITを組み合わせた日本初の試みです。公衆無線LAN環境とEV(電気自動車)/PHV(プラグインハイブリッド自動車)の充電スタンドを整備し、待ち時間に観光地情報を探せるスマートフォンアプリも無料で提供。充電のための電力は風力発電などのグリーン電力を使用し、エコに徹底したスマートな旅を提案しています。

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絶対行って欲しいおすすめスポット=充電スポット5選

前述したプロジェクトの結果、能登全域に点在する充電スポットは、道の駅や観光名所にもなっているのでぐるっと旅をしながら手軽に充電ができます。能登半島は見所がとても多いのですが、一周するとかなりのガソリン代になってしまうので、断然EVやPHEVでのドライブがおすすめです。以下に、ぜひ行ってほしいおすすめスポット(兼充電)をご紹介します。

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①千里浜なぎさドライブウェイ(充電...11番)

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日本で唯一海岸線を普通のクルマで走ることができる全長8kmの砂浜のドライブコースです。爽快に走った後は砂浜に車を停めて、海水浴やBBQ、海を見ながら車内で昼寝なんかもできます。

②能登島大橋、のとじま水族館(充電...3、4番)

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全長1050mの能登島大橋を渡ると、能登島に到着します。海水浴場、キャンプ場、釣り、ゴルフ、温泉、ガラス美術館など様々な観光スポットがある能登島ですが、中でも約500種4万点の生き物を見たり触ったりできるのとじま水族館が人気です。

③禄剛崎灯台(充電...9番)

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能登半島の最先端。「日本の灯台50選」にも選ばれており、「海から昇る朝日と、海に沈む夕陽」が同じ場所でみれることで有名です。

④千枚田(充電...6番)

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日本海に面して1.2haにわたる急斜面に、幾重にも段になった田んぼが広がっている千枚田は日本の棚田百選、国指定文化財名勝に指定され、2011年6月には「世界農業遺産」にも認定されました。春から夏には海に沈む夕日が田に映えて美しく絶好の撮影ポイントとなります。

⑤能登丼(各地)

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海の幸、山用意の幸に恵まれた能登半島でぜひ食してほしいのが能登丼です。とことん能登産にこだわったどんぶりには、能登の米を能登の清水で炊き、能登産の新鮮な素材がたっぷりのっています。器と箸も能登産で、箸は持ち帰ることができます。約60店舗のお店が独自の丼を用意しているので、ぜひ自分の好みを探してみてください。

おまけ:海も山も人も優しい

「能登はやさしや土までも」という言葉があるそうです。実は私も千枚田の道の駅を出発してしばらくしてから財布がないことに気づき、ひやっとして戻ったのですが、お店の方々が見つけてくれて「よかったね〜」と笑顔で渡してくれました。海も山も人も土までもが優しい能登。次は環境に優しい車で走ってみたいなと思いました。

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