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「EVは一充電走行距離が短い」は3年後には言えなくなりそう!

こんにちは、営業の楠田です。
EV電池に関するレポートを時々ブロガー様よりいただきましたのでご紹介させていただきます。

兵庫三菱・宝塚店の時々ブロガーです。
8月に入り立秋を迎えたもののまだまだ暑いですよね~。地球温暖化を実感している今日この頃です。

6月にご紹介した このブログ でアイ・ミーブ(i-MiEV)後継車を2020年度に販売になる?と言う情報をご紹介しました。
この情報を裏付ける記事が日本経済新聞 電子版 で見つかったので下記に転記します。

-転記ここから-
「EV電池 走行距離2倍 GSユアサ、ガソリン車並みに」 2017/8/8 0:00日本経済新聞 電子版

GSユアサは電気自動車(EV)が1回の充電で走れる距離を2倍に伸ばす新型電池の量産を2020年にも始める。

現行の一部EVはフル充電でもガソリン車の半分程度の距離しか走れなかった。
新型電池で走行距離をガソリン車に近づける。EVは充電設備の少なさが課題とされている。
技術革新によりEVの実用性が高まり、普及が加速する可能性がある。

電気自動車の電池の充電
三菱商事などと共同出資する電池製造会社、リチウムエナジージャパン(LEJ)が開発する。
20年にも滋賀県のLEJの工場で量産し国内や欧州の自動車メーカーに供給を始める。価格は現行製品並みにしたい考え。

LEJ製のリチウムイオン電池を搭載する三菱自動車のEV「アイ・ミーブ」の走行距離は約170キロメートル。

新型電池の容量は2倍となり同サイズの電池を載せた場合、約340キロメートルに伸びる。ガソリン車が1回の給油で走る距離に近くなる。

リチウムイオン電池は正極と負極の間をリチウムイオンが行き来することで電気を取り出したり充電したりする。

新型電池では正極材と負極材の素材の配合を変えて多くのリチウムイオンをためられるようにして容量を増やした。


GSユアサは車載リチウムイオン電池で世界4位。世界首位のパナソニックを含め日本の車載電池メーカーは品質や性能で先行する。
ただ中韓勢も追い上げてきており、価格競争に巻き込まれないためにも電池の性能向上が欠かせない。

英国やフランスが40年にはガソリン車やディーゼル車の販売を禁止する方針を表明するなど、世界中でEVの需要拡大が予想されている。
GSユアサも新型電池を軸に供給先の拡大を図る考えだ。
-転記ここまで-

体積が同じで電気容量が2倍で一充電走行距離が2倍=カタログ値で340kmならば通常レベルで200km程度は走れそうですね。
価格は現行製品並みにしたいとのことで三菱+日産の量産効果が車両価格の値下げという形で現れて欲しいです。


ちなみに200kmと言うことで調べてみると・・・
宝塚店-倉敷駅=173km、宝塚店-名古屋駅=173km、宝塚店-鳥取駅=168km、宝塚店-福井駅=201kmでした。
岡山県倉敷市、名古屋、鳥取、福井でも充電せずに普通に走れそうです。

これだけ走れると、「一充電走行距離が短い」とは言えなくなりますが、別の見方をすると電気容量2倍=現状16kWhの2倍=32kWhになります。

現状の兵庫&姫路三菱の販売店で設置されている60A程度しか流れないChademo充電設備だと30分充電しても32kWhの約30%程度しか貯まらないことになりかねません。

別の例えをすると・・・
「家のリフォームで今までの2倍のお湯が入る浴槽を導入したけど、給湯器はそのままだったのでお湯が貯まる時間がこれまでの2倍かかる。
 浴槽を入れ替える時に給湯器も今までよりお湯が2倍多く出せるタイプに変更しておくべきだった」と考えれば解りやすいと思います。

このブログ でも書きましたが、車両発売時に全てのお店は無理でも少なくとも基幹店舗への大出力充電設備の設置(個人的には新しい神戸店、太子店、和田山店がふさわしいと思っています)並びに新車販売店、中古車販売店を問わず店舗スタッフの電気自動車に対する知識の大幅なレベルアップもお願いしたいです。


ありがとうございます。
ご参考になりましたでしょうか。
また新しい情報があれば宜しくお願い致します。

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