ブレーキの分解整備
こんにちはサービスの布井です
今日はブレーキの分解についてのお話しです。
皆様はブレーキと聞くと、どんなブレーキを想像するでしょう?
一番なじみのあるブレーキだと、自転車を想像する方が多いんではないでしょうか?
レバーを握るとワイヤーで引っ張り、黒い消しゴムみたいなのが車輪を挟んでるアイツです
自転車のブレーキだと、長年使っているとワイヤーが伸びて、レバーがスカスカになった経験ありませんか?
そうなると、ワイヤーを調整したりしますよね
車の場合、サイドブレーキはワイヤー(ワイヤーより太いケーブルですが)を使っていますが、通常のフットブレーキはオイルの圧力を使う油圧式なんです。
そして、ブレーキ専用のオイルである、ブレーキオイルというものは、水分を含みやすいという性質を持っています。
長年使い続けると、オイルが劣化していき、ブレーキペダルのフィーリングが悪化していくんです。
また、油圧を受け止め、ブレーキパッド(自転車でいう黒いゴムの様な部品)に伝える事により、車を停止させます。
その油圧を受け止める、大切な部品がブレーキキャリパーです。
車から取り外してますが、これがブレーキキャリパーです
この部品を定期的に分解整備してあげないと、サビが発生したりして大変な事になります
ブレーキを踏んでないのに、ブレーキを踏んだまま走っている様な状態になり、最悪火災になることも考えられます
まずは分解しちゃいます
黒い輪ゴムの様な部品がオイルシールと呼ばれるパッキンになります。
こいつが悪くなるとオイル漏れを起こしてしまうんです
また、白いウエスの上に置いてあるピストンが錆びると、先程言った様な引きずりを起こします
このピストンもキャリパー内部もピカピカにします
ほうら、美しくなりました
後は、元通りに組み付けて、ブレーキのエア抜きをします。
ブレーキにエアが入ってしまうと、フワフワした踏み心地になり、効きも悪くなってしまうので、入念にエア抜きします
それが終われば完成です
ブレーキの分解は時間も費用も掛かる為、車検の際に作業して頂くのがオススメです。
車検整備の際は費用も特別価格にてご提供していますので、お気軽にご相談下さいね