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『アカーシュ』ネパールの伝統料理 ダル・バート【西宮/門戸厄神】#21

兵庫三菱Web編集局 | 記事 : M.Takaya
配信日 : 2016年12月7日 08時00分 JST

風も冷たくなり、冬の訪れを感じるようになりました。今回ご紹介するのは、西宮市のインド料理店『アカーシュ』さんの「ダル・バート」です。2009年の開店以来、地元西宮は門戸厄神の方々に愛される隠れた名店で、「インド料理とあるが、アカーシュの真髄はダル・バートにあり」という声を噂によく聞きますので、それは確かめなければならない!と馳せ参じてまいりました次第でございます。

『アカーシュ』さんのダル・バート

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阪急電鉄今津線の門戸厄神駅から徒歩8分のところにあります。

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お店の外に出されたボードでは、様々なメニューが写真付きで紹介されています。

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A定食もおいしそうです。ランチセットもAからDまで4種類ありました。

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本日のお目当て「ダル・バート(ネパール・タリ)」です。
ダル・バートはネパールの伝統料理です。ダルは豆のカレー、バートはバスマティと呼ばれる細長いインド米のことを意味します。タリはインド料理の定食のことなので、ネパール料理ダル・バートの定食が食べられるようです。
マシュ・コ・ジョルは山羊かチキンかお選び下さいとあったので、骨付きチキンのスープ・カリーにしました。

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注文時にカレーの辛さを選ぶことができます。MEDIUMでお願いしました。

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店内はお家のようでリラックスできます。

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最初にやってきたのはエノキのスープです。やさしい味のスープに黒胡椒が効いています。

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ようやく出てきました、ダル・バート。どうも食べ方があるようなので、実践してみます。

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まずは、それぞれのスープを味わいます。

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豆がメインのダル(daal)は、カレー味の主張が強くはないさっぱりとしたスープです。油分は少なくさらっとしていて、刻んだニンニクとショウガと豆の味が楽しめます。コリアンダーが苦手な方は、初めに取り除けば問題なく食べられそうです。

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マシュ・コ・ジョル(骨付きチキンのスープ・カリー)は、酸味も塩味もしっかりあるのでインドカレーときいて想像する味に近いと感じました。骨付きですが、柔らかく煮てあるので食べやすかったです。

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バスマティ・ライスは細長い形をしています。粘り気は少なくパラっとしていて、ほんのりミルキーさも感じるようなお米です。

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それぞれの味を味わってからは2種類のカレーをお米にかけ、ぐるぐるっと混ぜていただきます。
これは、おいしい!スープは混ざったほうが不思議と数段美味しくなります。バスマティ・ライスとスープがよく合います。

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サラダは葉物野菜ではありませんでした。手前はカレー味の辛いジャガイモ、奥の大根はマスタードで調理されていました。この日のサーグ・ブテコ(青菜の炒め物)小松菜でした。

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全部お米にかけて、再びぐるぐるっと混ぜていただきます。これがダル・バートの食べ方のようです。マスタードの酸味やジャガイモのサラダの辛味が加わり、より味わい深くなりました!

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大根とキュウリのアチャール(自家製ピクルス)は、ほのかな酸味がやさしい一品です。野菜の水分で、口の中をクールダウン。パーパド(ウラッド豆のスナック)はパリッと軽い食感で、何枚でも食べれそうでした。

周辺には、終日60分/200円 最大500円の駐車場が2カ所ほどあるので、お車で食べに行かれた際に駐車場に困ることはなさそうです。遅めのランチの時間でしたが、3人組の幼稚園ママやおひとりの男性など様々な層に人気のようでした。日本では食べ物を混ぜ合わせることはあまりありませんが、ぜひダル・バートをぐるぐるとまぜてみてはいかがでしょうか。

「アカーシュ」
住所:
兵庫県西宮市門前町7-26
電話番号:
0798-66-7226
営業時間:
ランチ 11:30~15:00(L.O.14:30)
  ディナー 17:00~22:00(L.O.21:00)
定休日:
火曜日

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