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脅威の燃費力!!アウトランダーPHEVで兵庫〜岡山を長距離試乗レポート Part.3

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脅威の燃費力!!アウトランダーPHEVで兵庫〜岡山を長距離走行 Part.1
脅威の燃費力!!アウトランダーPHEVで兵庫〜岡山を長距離走行 Part.2

長距離走行におけるアウトランダーPHEVのメリット

  • 燃費性能が抜群

    まずはなんといってもアウトランダーPHEVの醍醐味ともいえる燃費の良さ!今回は350〜400kmの距離を平均燃費48.9km/Lで走りました。詳しくは後述しますが、走行途中電力がなくなった時にうまく充電ポイントで電力をチャージできれば、48.9km/Lよりもっと良い燃費効率で走ることも可能です。いま、ガソリン代がすごく高いということもあり、この燃費性能の良さは際立つんじゃないでしょうか。

  • 4WDで走行性がとても良い

    アウトランダーPHEVは、SUV車?に分類されますが、4WD/SUV車ですので多少の悪路でも安定した走りが可能で、高速道路走行中もハンドルを取られるようなことはなく、とても気持ち良く走ることのできるクルマです。SUV車は燃費が悪いと巷ではよく聞きますが「SUV車なのに燃費が良い」というのは今のところ他のSUV車には真似できない大きなメリットになるんではないかなと感じます。

phev_charge.jpg

アウトランダーPHEVの充電口。左が普通充電用、右が急速充電用です。2つ充電口が並んでいます。

長距離走行におけるアウトランダーPHEVのデメリット

  • 充電ポイントがまだまだ少ない

    PHEVで圧倒的な燃費で走ろうとするなら、電力がなくなった際のスムーズな充電が必須です。遠方へのドライブをするとなると、走行経路のどこに充電ポイントがあるのか事前に下調べして把握しておかないと、電力がなくなったけどなかなか充電できない...ということになってしまいます。電力がなくなった際にはハイブリッド走行に切り替わりますので、それでも燃費18.6km/Lでなかなかの燃費の良さですが、圧倒的な燃費を出すのは少々難しくなります。PHEVの充電設備も徐々に増えてはきていますが、24時間対応していない充電ポイントもあったり、そういった充電インフラの整備は今後の課題といったところだと思います。ただ、PEHVが普及するにつれ間違いなく充電設備は増えていきますし、そう問題にならなくなる日も近いかもしれません。この前、別件で行った和歌山県潮岬付近にもEV急速充電設備があって、こんなところにもあるのかとビックリしました。2014年8月現在、急速充電器は日本全国1978箇所に設置されています。(CHAdeMO急速充電器マップ

  • 充電による待ち時間の発生

    これを必要な時間と捉えるか、時間のロスと捉えるかは意見がわかれるところだと思いますが、やはりガソリン給油と比べると、充電のほうがより長い時間を喰います。ガソリンだと満タンにするのにスタンドに寄って5分というところだと思いますが、PHEVの場合、充電ポイントでの急速充電だと80%までチャージするのに最低でも20分かかります。満タンまでチャージしようと思えば、30分〜50分くらいは必要になります。今回の兵庫〜岡山ドライブでは途中5度ほど充電ポイントを見つけてチャージしました。その結果の平均燃費48.9km/Lということになります。今回は、充電ポイントに寄るのも旅の目的のひとつだったので充電時間によるストレスはまったく感じませんでしたが、時と場合によってはストレスを感じることもあるかもしれませんね。でも、充電している間の時間を使って本を読んだり、調べ物をしたり...有意義な時間の使い方はたくさんあると思います。

アウトランダーPHEVは長距離ドライブに向いているか?

ネットでPHEVのことを調べていると「アウトランダーPHEVやプリウスPHVなどは長距離ドライブに向いていない」という意見をちょいちょい見かけます。この意見は正しくもあり、間違ってもいるということを、今回PHEVを利用しての兵庫県〜岡山県の旅を通じ強く感じました。


長距離ドライブでPHEVの強み(燃費性能)を最大限に発揮するためには、どれだけ効率よく充電しながら走行することができるか。コレ一点に尽きます。効率良くというのは、PHEVの電気での走行可能距離は60.2kmですので、理論上は、60.2km走る毎に充電を行うことでガソリンを一滴も使わずに数百キロ走破することも十分可能なわけです。ただ実際はそんな都合良く充電ポイントがあるわけじゃないですので、電気が0の状態で走る時間を極力少なくするために、いかに充電ポイントの利用をドライブ経路のなかに組み込めるか...ということになってきます。


電力がゼロの状態だとPHEVは純粋なハイブリッドカーですので、燃費は体感で12〜15km/Lというところだと思います(公式には18.6km/Lと発表)。電力がなくなっても、ガソリンエンジンで自家発動しながら走ることができるものの、やはり限界があると思いますし、プラグインハイブリッドカーですので、外部からの充電をうまく織り交ぜながら走ることでメリットが最大化します。そうすれば、今回のように長距離ドライブでの平均燃費48.9km/L程度であれば余裕で出るという感触を得ました。

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